文章を書くのが苦手な人に伝えたい、文章作成のコツ - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2023.08.03勉強法

文章を書くのが苦手な人に伝えたい、文章作成のコツ


皆さんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーの篠原です。 

 

普段私たちが生活する上で、文章を書く機会は多くあります。

例えば、学生であれば読書感想文、作文、小論文などを書くことがあるでしょう。

社会人であれば、仕事で報告書や資料作成のために文章作成をするだけではなく、年賀状や友達へのちょっとしたメッセージなどあらゆる場面で文章を書くことがあります。

 

友達や家族との気軽なやり取りなら悩まないけど、あらたまった文章を書くとなると悩みますよね。

今回はそんな「文章が書けなくて悩んでいる」人のために、文章作成のコツをお伝えします。

 

 

 


目次

1.文章作成が苦手だった私の体験談

2.文章を書く「目的」を考えたら文書作成スピードが上がった

3.誤植はWordを使ってチェックすると便利

4.一から文章を書くときには「自分の中にあるもの」だけで勝負しようとしない

5.最後に


 

 

 

1.文章作成が苦手だった私の体験談


​​……と、「文章作成のコツをお伝えしますよ」と書いてみたのは良いのですが、私自身、今このブログを見ている人と同じか、それ以上に全く文章が書けない人でした。

というのも、かれこれ4年以上、このホームページで毎月配信しているブログで「今月のおススメ本」コーナーを担当しておりますが、そもそも本なんて社会人になってから殆ど読んだことがなく、担当し始めた当初は丸1日原稿を考えていても内容が思いつかない……ということも多々ありました。

学生のときも読書感想文を書くのは憂鬱でしたし、レポート課題のときは「どうしよう……」と悩んでいました。

 

そんな文章作成が苦手だった私ですが、「今月のおススメ本」を毎月書き続けているうちに少しずつ「文章作成のコツ」を掴めてきたと思います。

次の項で、私が文章作成のコツを掴んだきっかけをお伝えします。

 

 

 

2.文章を書く「目的」を考えたら文書作成スピードが上がった


私は、悩みながら「今月のおススメ本」原稿を書いていたときは、書き出しをどうしよう……その次の文章はどうしよう……と、一文一文何を書くか考えていました。

 

悩みに悩んだある日、ふと、「『今月のおススメ本』っていうコーナーなのだから、『私がこの本をおススメしたいのは何故なのか』を書けば良いんじゃないか?」と気づいたのです。

 

「今月のおススメ本」というコーナー名からして、最終的にこの文章を読んだ人に「この本読みたいな」と思ってもらうことが目的ですよね。

だから、自分がおススメしたい本について、「何故その本をおススメしたいのか?」を自分自身に問いかけながら文章を書くと上手くいくのではないかと思ったのです。

 

そういう風に考えて書くと、1~2日うんうん唸りながら書いていた原稿も、半日……数時間……と執筆に必要な時間が短くなっていきました(文章自体の面白さやクオリティは別として……)。

 

 

これは文章作成のコツについて書かれている本や、他のWebサイトでも言われていることです。

文章をどういう風に書き進めていけば良いかわからないときは、「何故この文章を書くのか?」「この文章を読んだ人に、何を伝えたいのか?」を自分に問いかけて、文章を書く目的を整理することをおススメします。 ​​

 

 

 

3.誤植はWordを使ってチェックすると便利


この項では、文章をWordで作成している人におススメの便利機能をお伝えします。

実は、Wordには「文章がおかしいところに勝手に赤線or青線を引いてくれる機能」がついているんです!

 

↓この文章を書いているWordの画面。よく見ると赤い線が引かれていますね…。

 

↓「私ですすが」のところに赤線が引かれていますね。明らかに誤植ですので、直しましょう!

 

 

↓Wordの標準の設定では、こういうくだけた表現も青線がつきます。今回は別にくだけた表現でも問題ないのでスルーします。

 

 

 

さらに詳しいWordの校正機能についてはこちらのページが参考になります↓

Word のオプションの文章校正の詳細設定のオプションを一覧にする


 

 

原稿を他の人に校正してもらう前に「Wordに赤線・青線が無いか」をチェックするだけで大きな誤植は防げます。

今、高校生の人は「いや、私、文章書くのにWordなんて使わないんで……」と思われるかもしれませんが、大人になったとき、大学生になったときに90%以上の確率で使うであろうことは必至なので、覚えておいて損はないですよ!

 

 

 

4.一から文章を書くときには「自分の中にあるもの」だけで勝負しようとしない


この項では、主にブログやレポート課題など、「まっさらな紙に自分でテーマを決めて文章を書くこと」について悩んでいる人へアドバイスします。

 

「自分が何故この本をおススメしたいのか」を書けば良いんだ!と気づいた後も、毎月おススメの本を探し出して原稿を書くのはそれなりに骨が折れました……。

と仕事の愚痴っぽくなってしまいましたね。

でも、芦田愛菜ちゃんみたいに年間300冊の読書をするような読書好きなら、毎月「この本おススメ!」っていうのが絶対出てくると思うんですけど、私はせいぜい月4~5冊読むのが限界なので……(書いていて自分が本当に「おススメ本コーナー」を担当していて大丈夫なのか不安になってきました)。

 

そんな話は置いといて、私が何故4年以上も「今月のおススメ本」コーナーを担当することができたのか?

それは、「おススメ本」っていう、外部からの情報を手掛かりに、自分の意見を交えて執筆することができたからだと思うんですね。

 

例えば、あなたが今から、真っ新なWord原稿にブログを書かなければならないとします。

テーマは自由です。

どんなことを書きますか?

まずは自分が体験したこと、見たり聞いたりしたことなど、「自分が既に知っていること・経験したこと」から書く人が多いのではないでしょうか?

 

でも、よっぽど何かに深く精通している人ではない限り、そういう話のネタってすぐに尽きてしまいます

だからブログを数本書くと大抵「ネタ切れ」になってしまうのです。

 

だからこそ、本であったり動画であったり、ネットで調べたこと、直接人に聞いたことなど、外部からの情報が必要なのですね。

「もう書くこと無いよ!」と悩んでいる人には、本や動画などの知識を文章にまとめることをおススメします。

 

 

 

5.最後に


いかがでしたでしょうか?

この内容だけで文章作成のコツを全て網羅できているわけではないのですが、私の経験が少しでも、文章作成に苦手意識がある人の役に立てれば、幸いです。

また、このように文章作成のコツを論じている私自身も、まだまだ文章作成スキルは発展途上です。

読者の皆さんと一緒に向上できるように、共に頑張るような気持ちで今後も臨みたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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