受験期のメンタルどう保つ?浪人生のころ週7バイトしていた元・限界受験生がアドバイス! - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2023.08.17勉強法

受験期のメンタルどう保つ?浪人生のころ週7バイトしていた元・限界受験生がアドバイ...


皆さんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーの篠原です。 

 

受験って辛いですよね。

私も受験生の時は人生で1、2を争うぐらい辛い時期でした。

今回はプレッシャーを抱える受験生に、エールを送る気持ちで「受験期のメンタルの保ち方」をお届けします。

 

 

 


目次

1.受験でプレッシャーを感じるのは「死ぬほどその学校に合格したい」という証拠!

2.毎日のご飯に好きなものを取り入れて、とりあえず次のご飯まで頑張ろう!

3.たまには気分転換して、ぐっすり寝よう!

4.この苦しみの先には、ウハウハのキャンパスライフが待っている!

5.自分を信じて励まそう

6.理不尽なことはすべて後々のネタとしてストックしておこう


 

 

 

1.受験でプレッシャーを感じるのは「死ぬほどその学校に合格したい」という証拠!


​​私は大学受験生のとき、特に現役生のころは「大学受験に落ちたら死ぬのでは……?」と思っていました。

浪人生のころ週7でバイトしていた私の体験談」という記事でも書かせてもらったのですが、自分の親が病気だったりフリーターだったりということもあり、経済的に浪人は無理と言われていました。

また、私立大学の滑り止めを受ける人も多いと思うのですが、私が志望していたのは美術系の大学で、私立の美術系大学の学費は高額であるため、私立大学は全く視野に入れておらず受験しませんでした。

だからと言って大学のレベルは落としたくはなく、ある程度レベルの高いところを目指したいという思いもありました。

家の経済状況からして大学に行くこと自体、無理をしていると思うので、どうせ無理して大学に行くなら誰でも入れそうな大学じゃなくて、できる限りレベルの高そうな大学に入って、そこでしか見られないものを見てみたいと思ったのです。

私は「志望大学に絶対に受かりたい」「合格しないと後がない」という気持ちで大学受験はすごくプレッシャーがありました。

 

私と同じように様々な理由で「受験に合格したい!」という気持ちをもつ受験生も多いと思います。

そして、「合格したい!」という気持ちが強ければ強いほど、不合格になることが怖くなり、緊張や不安でガチガチになりませんか?

あなたが今、受験でストレスまみれなのは、全身全霊で臨んでも勝つか負けるかわからない、真剣勝負の世界に身を置いているからではないですか?

 

そういう真剣勝負を意図的に避けるクールな人も多いです。

もしかしたら、あえて勝負をせずに、苦労せず進める道もあったかもしれません。

受験生の人がメンタル不安定になるのは、自分が逃げ出したくなるような戦いに身を置いて、もがいているということです。

そんな厳しい環境に身を置いて戦っているあなたは、凄いんですよ!!!

 

まずは受験にチャレンジしている自分を認めてほしいと思います!

あなたはすごい!!

 

 

 

2.毎日のご飯に好きなものを取り入れて、とりあえず次のご飯まで頑張ろう!


私が受験生のとき、「日々の食事の中に好きなものを取り入れる」ということを積極的にしていました。

浪人生のころはファミリーマートで売っていた「フライドチキン」が大好物でほぼ毎日食べていました。

今はクリスマスシーズンにしか発売されないようなのですが、昔は毎日、1個140円ぐらいで売っていたのです。

 

塾に行って集中力が切れたときは「これが終わったらフライドチキンを食べるぞ~」と思って乗り切っていました。

好物が待っていると思うと乗り切れるんですね。

 

マラソン選手が「次の電柱までは頑張って走ろう!」と思い続けながら走るのと同じです。

「次の飯までは頑張ろう!」と思ってやる気を保つ方式で乗り切りました。 ​​

 

 

 

3.たまには気分転換して、ぐっすり寝よう!


私は、現役のころ受験した大学すべてに不合格となってしまいました。

なんとか浪人することができたのですが、塾代を稼ぐために大学2次試験(前期)の1週間前までバイトしていました。

流石にセンター試験直前・直後はシフトを絞っていたのですが、6月〜11月は昼間塾に通いながら、夕方はコンビニかレストランで毎日アルバイトしていました。

 

これだけ聞くとハードな浪人生活だと思われるかもしれませんが、逆に「ハードな生活で良かったなぁ」と思うことがあります。

それは、忙しくて体力を使う生活だったので、毎日疲れてぐっすり寝ることができたことと、忙しすぎて落ち込む暇があまり無く、アルバイトもある意味気分転換になっていたことです。

 

現役生のころは良くも悪くも受験だけに集中できる環境だったので、寝る時間を削って受験勉強をしていました。

でも、寝る時間を削るとボーッとしてしまい、それを繰り返すと段々集中力が無くなってしまいました。

受験は長期戦です。

受験当日を終えるまで受験は続きます。

精神的にも体力的にも常に良いコンディションでいられるように、十分な睡眠時間を確保することをおすすめします。

 

また、大学受験に限らず、何かに不安を感じたり悩んだりするときは、大抵暇な時です。

特にすることが無く、時間を持て余しているのです。

そんなときは気分転換をおすすめします。

トイレに行ったり、居場所を変えたりするだけでも脳にとっては刺激になり、気分が変わるそうです。

 

そして、気分転換でおススメなのは散歩です。

散歩のようなリズム運動を行うと、「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。

セロトニンは気分を安定させる働きがあり、不安を和らげる効果があります。

一度、騙されたと思って気分転換に散歩してみてください。

無我夢中でひたすら歩いていると煩悩が吹き飛び、頭の中がスッキリしますよ!

(“散歩しながらでも勉強したい”という人は、リスニング系の勉強を取り入れましょう。)

 

私は大人になってから散歩を通して気分転換する方法を身につけましたが、お金もかからないし良い運動になるのでおススメです。

 

 

 

4.この苦しみの先には、ウハウハのキャンパスライフが待っている!


私は、浪人生のころよく、「この苦しみの先には、ウハウハのキャンパスライフが待っている!!」と考えていました。

「ウハウハのキャンパスライフってどないやねん」と自分でも思うのですが、未知なる大学生活への期待が辛い受験生生活を乗り越える糧になっていました

 

これを読んでいる皆さんは、受験に合格した後、どんな学生生活を送りたいですか?

大学生なら、海外旅行や日本一周の旅に出ることだってできますね。

存分に期待を膨らませて今を乗り越えましょう。

 

 

 

5.自分を信じて励まそう


またしても自分の経験談ですが、私は浪人生のころ挫けそうになったら、心の中で「お前にならできる!!!」と叫んでいました。

周りが誰も応援してくれないので、「自分のことを自分で応援する」という術を身につけたのですね。

浪人生って、同い年の人が楽しそうに大学生活を送っているのに、自分だけまだ受験生をやっているので、常に惨めな気持ちがつきまとっていると思うんです。

 

「悲しすぎるだろ……」と思われたかもしれません。

でも、人間って群れないと生きていけないような弱い存在だけど、突き詰めると自分っていう存在は一人しか居ないんです。

いくら親や友達に優しく「あなたならできる!」と言われたって、自分で自分を信じることができない方が、辛いではないですか。

 

 

 

6.理不尽なことはすべて後々のネタとしてストックしておこう


大学受験に限らず、生きていれば理不尽な目に遭うことがあります。

受験なんて、たった1点の差で合格不合格が決まる理不尽な世界です。

また、ひょっとしたら予備校や学校、親から「そんなバカな……」と思われるような、理不尽な扱いを受けたことのある人もいるかもしれません。

 

でも、そういう理不尽なことも「は~今度話のネタにしてやるゾ~!」と思って、ニタニタして見たらどうでしょうか?

 

私は、未だにネタとして活かしきれてはいないのですが、自分が「週7バイトしながら浪人する」という状況になったときに「これ、ネタにするしかないだろ!」と思っていました。

10年の時を経てようやくブログの記事として書けたのですが、まだまだ活用する術がないか模索しています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、浪人生のころ週7バイトしていた私の経験をふまえて受験のメンタルの保ち方についてアドバイスさせていただきました。

とはいえ、私自身も浪人生のころ適切にメンタルを保てていたのかというと、そうではありません。

受験に落ちたときに親に「通勤用のバイク買ったるから働け!」と言われ、原付を買ってもらいました。

中古のスーパーカブです。

盗んだバイクではなかったのですがブンブン乗り回していました。

「チクショウ……」と思ったときは、アクセルを握る手に力が入ってしまったかもしれません。

本当に浪人生の頃辛かったな~と思います。

 

でも、私にとって大学受験に合格することは人生を変えるチャンスだと思っていたので、頑張ることができました。

「自分の人生を変えてやるんだ」という意気込みで臨んでいました。

今受験生の皆さんも辛いことも沢山あると思いますが、それを乗り越えれば必ず自分に実りあるものとして返ってきます。

 

受験勉強は永遠には続きません。

適度に息抜きして、取り組んでほしいと思います。

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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