​​勉強しない中学生との接し方​ - 金沢市・野々市市・白山市の塾なら東大セミナー
2023.01.17教育情報

​​勉強しない中学生との接し方​


​​みなさんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーです。

 

勉強しない子どもに対して、不安を感じたことはありませんか?

勉強に対して前向きではない子どもは、どこにでも一定数いるものです。

しかし、放置してしまえば取り返しのつかない事態になるでしょう。

ここでは、中学生の子どもとどのように接すれば、やる気を引き出せるのかを解説していきます。​

 

 

 


目次

勉強しない理由

放置することで起こりうるトラブル

子どもに勉強をさせる方法

勉強をしない中学生と向き合ってみよう


 

 

 

勉強しない理由


​​中学生の子どもが勉強をしないのには、いくつかの理由が考えられます。

対策をするためには、どの理由が当てはまるのか考えてみましょう。​

 

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勉強が苦手

​​勉強に対して苦手意識があると、自発的に学習をしなくなる傾向にあります。

とくに、中学生になると勉強が難しくなってしまい、理解できないことが増えてしまいがちです。

勉強をしても分からないというのは、子どもにとって大きなストレスになります。

その結果、勉強から逃げるという手段を取ってしまうのです。​

 

​​また、そもそも勉強の方法が分からない可能性も考えられます。

この理由は、中学生が勉強しない理由の中でも、かなりの割合を占めるのです。

どこから手を付けたらいいのか分からなかったり、どのように勉強すれば知識が身に付くのか知らなかったりなど、子どもも内心困っているケースは少なくありません。​

​​

 

部活動で疲れている

​​中学生になると部活動があります。

場合によっては、勉強と両立させることができなくなることもあるため、これも理由の一つとして挙げられるでしょう。

スケジュールに余裕がなくなり、勉強に当てる時間がどうしても少なくなってしまいます。​

 

​​また、部活動では体力を消費するため、いざ帰宅をしても心身ともに疲れた状態になります。

こうなってしまうと、勉強しようという気持ちに切り替えることができません。

帰宅したとたん、すぐに眠ってしまう子どもも多いようです。

しかし、だからといって全く勉強をしていないと、どんどん周りの生徒と差がついてしまいます。

部活動と勉強のバランスを考えていく必要があるのです。​

 

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集中できない環境

​​今の時代には、中学生が熱中できるコンテンツがたくさんあります。

中でもスマホやゲームなどは、暇つぶしにぴったりなので、つい熱中してしまう子供がほとんどです。

動画を観たり、好きな情報を検索したりなど、気分転換には良いのですが、熱中しすぎて勉強を疎かにしてしまうリスクがあります。​

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とくにスマホは、基本的にどこへでも持ち歩くものなので、勉強中も手元にある状態である場合がほとんどです。

いざ勉強を始めても、集中できなくなってしまえばスマホに手が伸びてしまうリスクがあります。

限られた勉強時間を、無駄に消費してしまう結果となるのです。​

 

 

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放置することで起こりうるトラブル


​​勉強しない中学生の子どもをそのままにすると、どのようなトラブルが起こるのでしょうか?

今後しっかり対策していくためにも、具体的なリスクを把握しておきましょう。​

 

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手遅れの状態になる

​​最も悪いケースが、十分な知識を得られないまま時が経過してしまい、手遅れの状態になることです。

本来であれば、できる限り早く勉強を始める必要があるのですが、放置してしまうと取り返しのつかない事態になる可能性があります。​

 

​​特に、受験シーズンである中学三年生になっても、勉強に対して向き合わない場合はとても危険です。

そのままにしてしまうと、受験まで成績を十分に上げられないかもしれません。

反対に、まだ中学一年生の段階なのであれば、まだまだ挽回するチャンスはあります。

早めに勉強をするという意識へ切り替えることが大切なのです。​

 

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自信が無くなる

​​学校での授業は、どんどん進んでいきます。

勉強をしっかりしていないと、分からないまま授業が進んでいくため、ついていけなくなってしまいます。

こうなると子どもは自信を失ってしまい、モチベーションが無くなる場合があるのです。​

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同級生たちが良い成績を取っているのを見たり、担任から注意をされたりなど、自信を失うような要因はさまざまです。

自信を失った子どもは、勉強がますます嫌いになってしまうでしょう。​

 

 

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子どもに勉強をさせる方法


​​子どもに勉強をさせなければ、大変危険な事態になることが分かりましたね。

ここからは、そんなトラブルを防ぐために、どのような接し方をすればよいのかを解説します。​

 

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スマホやゲームなどから遠ざける

​​スマホやゲームなどがあると、勉強に集中できなくなる恐れがあります。

勉強中はこれらに一切触れられないような環境を作り、サボれない状態にすることが大切です。

近くにスマホがあると、友達からのメッセージやアプリの通知などに反応してしまいがちですが、遠ざけてしまえばその心配は無くなります。​

 

​​勉強をしている間は別の場所に保管する、家族に預けておくなど、子どもと一緒にルールを決めておくと効果的です。

ただし、問題で分からないことがあったとき、スマホは情報収集のツールとして役立つ場合があります。

このようなときには使用できるよう、家庭内で仕組みを考えておくとよいでしょう。​

 

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勉強の方法を教える

​​勉強の基礎が分かっていない子どもには、アドバイスをしてあげると効果的です。

ただ勉強をするように言うのではなく、「解説文をよく読む」「間違った問題はもう一度解く」など、具体的で分かりやすいアドバイスが理想的です。​

 

​​ほんのちょっとしたコツが分かれば、グンと成績を上げられる子どももいます。

勉強の方法さえある程度理解できれば、自主的に学習してくれるかもしれません。​

 

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時間を具体的にする

​​子どもに勉強する時間を決めさせるのは、とてもおすすめの方法です。

たとえば「勉強しなさい」と言うのではなく、「何時になったら勉強するのか」を尋ねてみましょう。

もし子どもが9時と答えたら、9時になったタイミングでもう一度勉強するよう声をかけてみましょう。​

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子どもは自分が時間を提示しているので、気持ちを切り替えて取り掛かりやすくなります。

ただ勉強をするように言うよりも、子どもに時間を決めさせたほうが、実践してもらいやすくなるのです。​

 

 

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勉強をしない中学生と向き合ってみよう


​​中学生が勉強しないのには、さまざまな原因が考えられます。

しかし、それは勉強をしなくていい理由にはなりません。

まずは子どもが何故勉強しないのかを考え、その原因に合わせて対策を行ってみましょう。​

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、38年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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