​​帰国子女の中学受験対策方法は?準備の方法を紹介​ - 石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾 - 東大セミナー
2022.12.13教育情報

​​帰国子女の中学受験対策方法は?準備の方法を紹介​


みなさんこんにちは。

石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾、東大セミナーです。

 

これまで長期間海外で暮らしていた人にとって、日本での中学受験は不安が大きいものになるでしょう。​

​​しかし、帰国後もしっかり学力を身につけていくためには、中学受験対策をしっかり行っておかなければなりません。​

​​今回は日本での生活をスタートしようとしている帰国子女の学生に向けて、中学受験の対策方法を紹介します。

 

 

 


目次

​帰国子女枠の受験​

​中学受験をする学校の選び方​

​帰国子女の受験対策方法や注意点について​

​帰国子女枠で中学受験に挑もう​


 

 

 

​帰国子女枠の受験​


中学受験を行っている学校の中には、「帰国子女枠」を設けている場合があります。​

​​これはその名の通り、これまで海外で生活していた帰国子女のための合格枠です。​

​​帰国子女枠を設けている学校は日本国内で数少ないのが現状ではありますが、こちらの受験を検討してみるのがおすすめです。​

​​

しかし、帰国子女枠を取り入れている学校はほとんどが大阪や東京など都市部が中心となっています。​

​​その他エリアの中学校では、帰国子女枠を設けている学校が数少​​ない​​傾向にあります。​

​​場合によっては都市部で生活することも視野に入れたうえで、受験先の学校を決めると良いでしょう。​

 

​​帰国子女枠なら、一般生徒とは全く別の枠で中学受験に挑​​め​​るので、海外で学んできたスキルを存分に活かせます。​

​​受験資格については学校によって異なりますが、「海外に2年以上滞在していた」「日本に帰国して1年以内」などの条件が定められている場合が多いようです。​

​​

もし中学受験できる条件に当てはまらない場合でも、柔軟に対応してもらえる可能性があるので、諦める必要はありません。​

​​その場合は受験したい学校へ問い合わせてみましょう。​

 

 

 

​中学受験をする学校の選び方​


​​今後日本で生活していくうえで、どの中学校を選ぶのかはとても大切なポイントとなります。​

​​帰国子女枠を取り入れている学校は数少ないとはいえ、だからこそどこで受験すべきなのか悩んでしまう学生は多いようです。​

​​まずは学校をどのように選べばいいのか、ポイントを​​押さ​​えておきましょう。​

 

 

​指導体制​

​​第一に重要なのが、その学校の指導体制についてです。​

​​帰国子女枠を取り入れている中学校の中には、帰国子女だけを集めたクラスを作っている場合があります。​

​​また、帰国子女の生徒たちがこれまで海外で暮らしていた特徴を活かし、英語のスキルアップにこだわっている中学校もあるようです。​

​​さらに、今後日本で暮らしていくことを視野に入れて、国語力を磨くことにこだわっている学校もあります。​

​​

このように、帰国子女枠を設けている中学校でも、指導体制は全く異なります。​

​​どの中学校を受験するのかは、「自分が日本でどのように生活していきたいのか」「何を学びたいのか」というポイントに合わせて選ぶと良いでしょう。​

​​例えば、これまで海外で学んできたことを活かしたいのであれば、英語に力を注いでいる中学校がおすすめです。​

 

 

​利便性​

​​無理なく通えるかという点も、受験する中学校を決めるためのポイントになります。​

​​通学するのが大変な場所にある場合は、​​3年間​​苦労する結果となってしまうでしょう。​

​​どれだけ学校が魅力的だったとしても、通学があまりにも大変だと、大きなストレスになってしまいます。​

​​利便性も考慮したうえで、受験する中学校を検討してみてください。​

​​

もし海外での生活が長かった場合は、日本では当たり前とされている満員電車に苦痛を感じてしまうことも考えられるでしょう。​

​​また、通学にかかる時間が長い場合は、習い事をしたり勉強したりする余裕が無くなります。​

​​場合によっては転居することも視野に入れたうえで、どの学校を受験するかを考えましょう。​

 

 

 

帰国子女の受験対策方法や注意点について​


​​ここからは帰国子女の受験対策方法と、準備していくうえで大切なことをお伝えします。​

​​日本と海外では異なる部分もありますが、ポイントを​​押さ​​えておけば、受験当日にしっかり備えることができます。​

 

 

​日本と海外では教育課程が異なる​

​​日本と海外では、実施されている教科の履修が全く異なります。​

​​例えば日本の小中学校では、保健体育の授業があるのに対して、イギリスでは実施されていません。​

​​このように、これまで在住していた国と日本では、教育課程が異なることを認識しておく必要があります。​

 

 

​志望校を早めに決めて対策を始める​

​​帰国子女枠の入試ではどのような対策が必要なのかが、受験する学校によって異なっています。​

​​例えば国語・算数・英語の3教科と面接が行われる学校があれば、国語と算数だけの学校もあるのです。​

​​さらに、日本語と英語それぞれで作文を書くことを要求される場合もあるため、「帰国子女枠」といっても受験科目はそれぞれと言えます。​

​​

まずはどの​​分野​​の​​勉強​​を​​進める​​べきなのか絞るためにも、受験する学校を早めに決めておきましょう。​

​​受験する学校が決まったら、その学校の受験科目を確認して、早めに勉強を始めておくのがおすすめです。​

​​

また、面接対策も大切です。​

​​面接では海外生活について尋ねられるケースが多く、滞在期間中にどのようなことを学んできたのかをまとめておく必要があります。​

​​海外で暮らしたことによって何を学んだのか、どんなスキルを培ってきたのかなど、最低限の考えをまとめておきましょう。​

石川県の中学受験面接対策に関する記事はこちら

 

 

​手続き方法を確認しておく​

​​受験する学校によって異なりますが、帰国子女枠を受験する場合、特別な手続きを求められる場合があります。​

​​例えば「海外在住状況説明書」の記載と提出を求められることがあり、これは事前に準備しておかなくてはなりません。​

​​

受験する学校のホームページには、どのような手続きが必要なのか記載されていることがほとんどなので、受験先が決まったら早めに確認しておきましょう。​

​​万が一ホームページを見ても情報が確認できなかった場合は、学校へ直接問い合わせても問題ありません。​

 

​​もし手続き方法が間違っていれば、せっかくの受験対策も水の泡になってしまいます。​

​​今後日本で生活していくためにも、準備を欠かさず行っておく意識を持ちましょう。​

 

 

 

​帰国子女枠で中学受験に挑もう​


​​帰国子女の中学受験は、帰国子女枠を活用するのがおすすめです。​

​​現在国内で取り入れられているのは都市部が大半となっていますので、可能であれば​​引っ越し​​することも視野に入れたほうが良いでしょう。​

​​受験する学校は、教育方針や利便性をチェックして、今後前向きに通えるかを客観的に考えてみてください。​

​​また、受験する学校が決まったら、各教科の対策をしつつ、必要な手続きを忘れないように心掛けておきましょう。​

 

 

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【記事監修者】塾長 柳生 好春


1951年5月16日生まれ。石川県羽咋郡旧志雄町(現宝達志水町)出身。中央大学法学部法律学科卒業。 1986年、地元石川県で進学塾「東大セミナー」を設立。以来、37年間学習塾の運営に携わる。現在金沢市、野々市市、白山市に「東大セミナー」「東進衛星予備校」「進研ゼミ個別指導教室」を展開。 学習塾の運営を通じて自ら課題を発見し、自ら学ぶ「自修自得」の精神を持つ人材育成を行い、社会に貢献することを理念とする。

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