石川県金沢市・野々市市・白山市の学習塾「東大セミナー」のブログ投稿一覧ページです。
受験情報や勉強法、一押し入試問題から素朴な疑問をテーマにした記事など、勉強に関わる様々な事柄を色々な視点で投稿しています。
「しかし」の接続詞は論説文では逆説の接続詞といって前文を否定あるいはそれに疑問を投げかけ、著者の主張が展開される重要な言葉である。著者の言いたいことを掴むときには注意しなければいけない接続詞である。 しかし、これは重要なだけに使用する上で特に注意しなければならない。例を挙げると謝罪するときと、人を褒めるときである。謝罪したあと、「しかし」と言って言い訳、こちらの立場を弁明したら「しかし」の前の謝罪は吹き飛んでしまって、単なる言い訳としか受け取られないのである。学習塾...
物事を学ぶとき定性性と定量性が問題になる。勉強における集中力や持続力は個人の定性性の問題であり、確かに個人差が顕著である。よく勉強の質と量ということが言われるが質は定性性に関連し、量は定量性に関連する。定性性は一朝一夕に何とかなるものではなく長年の習慣、訓練が必要である。集中力のない生徒に「集中しろ」と言ってみたところで大きな効果が期待できない。「継続は力なり」の格言どおり日頃の行いがものをいうわけだ。その点、定量性については短期間においても何とかなるのである。 量...
先日、東進の今井先生を金沢にお招きし公開授業を行った。先生は東進の英語講師の中、いや全予備校講師の中でも今では押しも押されもしないトップ講師として君臨されている。250名に上る生徒が参加してくれたが、これは当塾の公開授業としては全盛期の出口先生と並ぶ最高の参加者だった。特筆すべきは参加者の満足度は極めて高く、それは実施したアンケートを見れば一目両全である。いわく「やる気が出た」、「自分は変わった」「今からでも家に帰って勉強したい」「単語の重要性がよく分かった」「来てよかった」「話が面白くて時...
日本の著名な経営者の一人に松下幸之助がいるが、その松下幸之助は、かつて社員の採用面接で必ず聞く事がらがあったという。それは「あなたは自分の人生について運が良いと思いますか、それとも悪いと思いますか?」だったという。そこで「自分の人生は運が悪い」と答える人は不採用になったと聞いている。 自分の人生はただ一つであるが、それをどの方向から見るかによって、運が良いか悪いかが決まるのであって、運が良いと思える部分に光を当てれば、全体で運が良いということになり、その逆なら悪いと...
民主党の政策で良かったことの1つに公立高校の授業料無償化があると思う。公立高校の年間授業料は11万8,800円で、それが無くなるので家計に与える影響は大きい。私立高校についても保護者の年収によって補助金額は違うが、年収350万円以上の場合公立高校の補助金と同額の11万8,800円支給されるから不公平感はあまり無い。年収が350万円を下回れば17万8,200円(350万円未満)、23万7,600円(250万円未満)と段階的に補助額が大きくなり、所得の再分配の仕組みも取り入れられている。予算とし...
7月11日の参院選までもう少しですが、昨年の劇的な衆院選の政権交代からはや首相が交代するというすっかりお馴染みの政治シーンとなりました。与党の首相と幹事長のツートップが金銭問題でつまずき、昨年の衆院選で民主党に投票したものとして失望感にみまわれていました。民主党に投票した理由は単純に日本にも政権交代可能な二大政党制が必要だと思われたからです。それでも始めから民主党がスムーズに政権運営をするとは思っていませんでした。与党としての経験はほとんど無いのですから、いきなり大きな期待をするのは無理だと...
風薫る新緑の季節となりました。 少し寒暖の差があり、いつもと違うな、という思いがありますが。それでも日が長く得した気分になれるこの季節が昔から好きです。 今日はあいにく朝からしとしと雨が降り、梅雨の気配さえあります。もうツツジが終わり、これからは紫陽花の季節かと時間の流れに少し感傷的になっています。明日から東進の全国大会に出かけます。久しぶりの出席でワクワク感とドキドキ感が相混じった複雑な心境です。 それは多分5分間のスピーチを依頼されたことと無関係ではありませ...
私は人生の結果は、その人の人生観や価値観と深く関わりがあると思っています。すごく能力があり情熱的な人でも、その人の考え方がどこか曲がっていればよい結果はでません。たとえばロビン・フッドや鼠小僧次郎吉などの義賊といわれる人達でも、盗賊には変わり はないのですから。 しかし教育の分野において、いかにしたらその能力が引き出せるか、あるいは情熱や「やる気」を持たせるかの議論はあっても、考え方や価値観などの最も重要だと思われる部分についてはなおざりにされていると感じます。 ...
今年も2度の大学合格座談会に出ました。 1度目は東京大学に合格した沼田さんと京都大学に合格した松本君の座談会でした。 2度目は東京外大の澤出君、大阪大の大下君、野田さん、青山学院大の北川君の4名でした。 2度目のグループは外国語系という特徴があります。 彼等は後輩に残すということで色々話してくれましたが幾つかの共通点がありました。 以下に挙げると、こういうことになります。 1 早い段階から夢・目標・志があるということ 2 早期の勉強への取り組みがあったこ...
教育現場のみならず職場など広く社会で「やる気」について論じられます。 「やる気」さえあれば成績は上がるし、業績も伸びるというわけです。 「やる気」アップの方法は色々あるでしょうが、「やる気」が出ない理由の一つに先が見通せないことから来る無関心・無気力があると思います。 目の前に大きな自然災害が来ることが分かっていれば人間はしっかり対策を練るでしょう。 安閑としていられないはずです。 学生はいずれ社会人となり何らかの職業につき生計を立て、人生の大半を過ごすわけですが、この職業について...
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